平成28年
小平上水南町稲荷神社 (堀端) 例大祭
御太皷 修復 御披露目
平成28年9月18(日) 撮影
上水南町稲荷神社。通称 堀端。
上水本町稲荷神社。通称 上鈴木。
府中大國魂神社御本社太皷講中として今でもこの講中名で活動している。
上鈴木講中は戦後、講中活動が途絶え、一人講中だった時代がある。
上鈴木成年親睦会が形となり、講中組織として府中に復活した40年以上前、ここ堀端は全盛だった。
当時は新参者の上鈴木に撥など回ってくるはずもなく、不完全燃焼の上鈴木のために身体を張って
撥を回してくれた親分がここにいたという。上鈴木に手を出すな!と守ってくれたという。
その時の恩を絶対に忘れてはいけないと先輩から教えられている。
遡れば、清水の次郎長、小金井小次郎、小林小重と、呑みながら聞くと、なが~い話になるのだが。
渡御が行われなくなってもう12年だという。
荒いお祭りだった。神輿は落ちるし、応援団体も怖かった。
今、自分たちに何ができるか、
とにかく何を置いても応援すること。
渡御があっても無くても例大祭には必ず駆け付け、応援しよう。
そんな流れが自然とできてきている。
大きな太皷は打ち手を選ばず、そこそこ鳴る。
三尺二寸。ほぼ1メートルのこの御太皷。
打ち手の技量の差が出るサイズ。
しかし、これが素晴らしい。
昭和8年浅草宮本製。
叩いた自分が、びっくりするくらい鳴る上に余韻が長く続く。
今回、千葉の方で張り替えたというこの御太皷、透明感のある、つるつるとした皮だった。
動画ではなかなか音の深みは伝えにくいが、
叩きての本気の叩きっぷりで想像してください。(笑)
太皷御披露目式の前に特別に叩かせていただいた。
続いてお披露目。
貫井講中
鈴木新田講中
小川新田講中
横浜 石川講中
さあ、宮出しです。
氏子さん、菊心会さん、上鈴木で担ぎます。
広い参道をゆっくりと。
そしてすぐ宮入、
そしてすぐ直会。(笑)
そしてすぐ鉢洗い。(笑)
もうね、出来上がってます、、、
by あみ