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令和元年

第一回 うどん教室

令和元年6月23日 撮影

小平市には古くから小平糧うどんという文化があります。
日常の生活はもちろん、芋煮会やうどん会等、何かの時に集まって楽しんだりしたようです。
現代で言うB.B.Qみたいな感じだったのでしょう。
じつは睦の先輩たちの方では定期的にやっていることなのですが、成年会の枠でやってみませんか?という企画です。



場所は集会所。備品も炊事場も完備されています。


以前に自治会でうどん教室を開催した時に買い揃えた麵きり包丁。


のし棒やのし板もありました。


足りないのは捏ね鉢、番重、ボール、計り、等ピックアップしました。


そしてこれ。すいのうというんだそうです。
これは購入。


こちらは集会所の備品です。


へっついとおかま
大量のお湯を沸かしてうどんを茹でます。


こちらはコンロと五徳。御汁作り用です。


お椀ありましたが、ちょっと小ぶりです。


鍋、食器類は大丈夫そうですね。割りばし必要かな。

などと、前日に必要なもの、食材等を書き出しました。



用意した地粉は9キロ。
1キロずつに分けて、8個の玉にします。残りは打ち粉に。
切り粉はコーンスターチを使います。
何故かって、説明をするのがうどん教室の役割です。(笑)

まずは水回し。そぼろ状に均等に水を回します。


向こうでは塩水作り。
湿度や気温を見て、きっちり計ります。
この辺は経験者がいると確実ですね。


菊もみという捏ね方で玉にした後密封して一定時間寝かせます。
その間にかまどでお湯を沸かしたり、御汁を作ったり。

頃合いを見て、シートをかぶせて、
足で踏んだ後、やっとのし棒でのし始めます。


こちらは初体験の大学生。
初めてにしてはなかなか上手ですね。


一枚のすと、うっすら汗ばみます。
さっさとやらないと乾いちゃいますからね。(笑)


親子で参戦。
覚えてしまえば家でも簡単にできますからね。


夫婦仲良く共同作業。(笑)


だいたいどこの家もお父さんがおっかなびっくり。

お母さんの方がダイナミックですね~(笑)


経験者が伝授してますね。


おっと、手は猫の手でね、、、


ていねいですね~~


だいたいみなさん、いい感じにできてきました。
さすがです。


できた順に茹でては食べ、茹でては食べ。


もうおなか一杯になるまでうどんを食べます。


柔らかめ、硬め。いろいろ茹でます。


糧はそれぞれ思い思いに持ち寄って
アルコールも持ち込みなので、
本当に低予算で一日思いっきり楽しめました。


最後はまた必ずやりましょうとみんなで約束して片づけて散会。



うどんや蕎麦はこだわる人はこだわるみたいですが、
ここではあくまでコミュニケーションのためのツールとしてのうどんでした。

参加者の方からは、
うどん教室って限定しないで、
「粉もの文化研究会」にして、たこ焼き、お好み焼き、蕎麦、天婦羅、流しそうめん等
色々やりたいなんて意見も出るほど。

温故知新といいますが、
娯楽の少ない時代の先人たちが、
一品持ち寄ってうどんを打って食べて呑んで喋って。
そんな素朴な楽しみが現代でも十分通用するんだなと

大変有意義な一日になりました。







by  あみ









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